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苦手だった九九、子ども扱いせず、ひとりの人間として向き合ってくれたピアノの先生、絵を描くこと、魚屋の息子の詩、オランダの友人、男木島の家族、韓国での日々。
世界への静かな気づきと、自分のなかにある小さな、確固たる芯を感じる文章。前田エマさんが「学校」をテーマに綴った初のエッセイ集。画家・坂巻弓華さんによるユーモラスな挿画も魅力的です。
(2025年・ミシマ社)