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朝食の後にちょっとつまみたいものもあれば朝食代わりにしっかり食べたいものもある。それらを朝おやつと称して楽しんでいる。今でも調子が出ない朝がある。そんなとき朝おやつがひとつあるだけで一日を快く始められる。朝おやつは幸福な記憶の源であり、お守りであり、自分を奮い立たせてくれるスイッチ。私の暮らしに欠かせない、愛すべき大切なものになった。(「はじめに」より)
〈リバティ〉のうさぎパン、〈近江屋菓子店〉のフルーツポンチ、〈村岡総本舗〉のシベリア etc…。文筆家・甲斐みのりが「朝おやつ」として偏愛する甘味たちを、彩り豊かな写真と共に紹介するおやつ随筆の名作。装画は画家・湯浅景子。
(2023年・サンクチュアリ・パブリッシング)