シャンタル・アケルマンのこんなの出てました。 シリル・ベギャン編集のもと、1968年から1991年、1991年から2015年までの2巻と、批評を含む3巻で構成されたアケルマンの豪華ボックスセット。アケルマン自身の著書である2巻には、脚本、シノプス、意図メモ、彼女の映画の吹き替えのためのテキスト、インタビューや作業文書、戯曲『Hall de nuit』（1992年）、2つの物語『Une famille à Bruxelles』（1998年）と『Ma mère rit』（2013年）、自伝『Le frigidaire est vide. 私たちはそれを満たすことができる」をすべて収録。図版少なめ、しかもオールフランス語なので学術的に研究なさっている方、あるいは好事家向きかも。 (2025年・ARACHNEEN)