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学生時代に研究したネパール・ロクターペーパー、就職後も手漉き紙の魅力に惹かれ続け、退職。タイ・サーペーパー、インド・コットンペーパー、メキシコ・アマテペーパーなど世界の手漉き紙を巡る旅に出た著者が土地の文化から生み出された手漉き紙の面白さと手仕事の尊さにほれ込み、勢いよく旅に出た1年間の記録。2021年に2,000部が瞬く間に完売した『世界の紙を巡る旅』が普及版として刊行されました。カバーは著者本人が現在関わりの深い大洲和紙を特注で制作。工程の一部を著者自身が担当したほか、一冊一冊のタイトルも本人によるハンコで仕上げるなど、まさに紙の魅力がそこかしこに溢れる一冊。
(2024年・烽火書房)