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私はインターネットで、プロバガンダによって「嫌うべきだ」とされている人々を見ています。プーチンやネタニヤフのような人たちです。私は彼らに同意しないかもしれません。しかし、彼らには彼らの理由がある。そして、それがどれほど恐ろしいものであっても、その声は聞かれなければならない。そうでなければ、私たちのあいだの隔たりをどうやって崩すのでしょう?どうやって学ぶのでしょう?
ーベニー・リンボー(元CRASSドラマー)
40年以上にわたり日本のハードコア・シーンの先頭で活躍、シーンの歴史をさまざまな書籍で伝えてきた著者が、ペニー・リンボー(元CRASS)、デイヴ・ディクター(MDC)、ディック・ルーカス(SUBHUMANS/CITIZEN FISH/CULTURE SHOCK)、ブライ・ドゥーム(DOOM)らパンク/ハードコアの伝説的メンバーから「差別・排除」「政治・抗議」「SNS・共感・分断」などさまざまなイシューについてインタビューを行い、彼らのメッセージから「パンク/ハードコア」シーンの思想の根幹を読み解く一冊。
多様性、反体制、アナーキズム、ヴィーガニズム、ストレートエッジなど、現在の社会に普及している思想の先駆者とも言える彼らの「常識」に耳を傾けてみると、そのラウドな音楽性の背景にある社会への深い洞察と誠実さ、ヒューマニズムに気がつくはず。
(2026年・ele-king books)