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パリで手に入れた古い木の椅子の思い出、鎌倉暮らしの記録、子どもの頃の、旅先のなんということのない記憶。花。雨。庭。美術館。塩むすび。映画。生きているという極彩色の感覚。両の手からこぼれ落ちていく美しいもの、移ろいゆくものを精一杯書きとめるように生きた人。
初期の雑誌『クウネル』でたくさんの読者の心を動かす原稿を書いた人、ライター・編集者、鈴木るみこ。待望の遺稿集。画家・牧野伊三夫による解説、装画。青木隼人+牧野伊三夫による装丁。
(2025年・港の人))