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外国人の立ち入りが制限され、旅人にとって幻の地と言われる、チベット仏教の文化や伝統が色濃く残るネパール北部ムスタン地方。標高2500〜4000mの場所を1ヶ月間にわたり日々移動し、かの地を旅し撮影した写真家・津田直による大判、リソグラフ多色で刷られた写真集。「風景に四つ角は必要か」という問いから構想されたという、半円形にフレーミングされた写真。それはムスタン地方で体験した浮遊感や宗教的な眺めを想起させます。NEUTRAL COLORSにより1枚ずつリソグラフ多色で仕上げられた独特な刷りの美しさ。別紙でかつてムスタン地方を旅したことのある作家・池澤直樹による別紙解説は、手作業による三ツ目綴じという手の込んだ製本が施されています。
(2026年・NEUTRAL COLORS)