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ジガ・ヴェルドフの影響下で生まれたフランスの"シネマ・ヴェリテ"が対象への介入を前提とした映画手法であったのに対して、アメリカのダイレクト・シネマは対象の観察に主眼を置いた。1960年代という混沌の時代、世界中に生まれたドキュメンタリー映画において、カメラの軽量化や音声の同期など機材の技術革新からドキュメンタリーの方法論を練り上げていったダイレクト・シネマ。
政治や社会問題、ポップ・カルチャーを主題に取り上げながら、ゴダールやワイズマンにも強い影響をあたえる大きな波を巻きおこした。論考や年表、作品紹介など充実の内容によってアメリカ・ダイレクト・シネマを紐解く。
山形国際ドキュメンタリー映画祭 2025 アメリカン・ダイレクト・シネマ特集カタログ。
(2026年・ソリレス書店)