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2061年のディストピア化した日本。地方に作られた尊厳死のための施設に設けられたカフェ〈クロエ〉に集まる、常連客たちの発光のような人生の記憶と舌の上に残された鮮やかなメモリー。
三軒茶屋にあるカフェ〈nicolas〉店主、曽我雅典による食と文学的感性とが混ざり合う、不思議なディストピア小説。
(2024年・Deterio Liber)