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Blinds and Shutters

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ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』のジャケット写真右端にはシャーリー・テンプルの人形が座っていて、その人形が着用しているスウェットには「Welcome the Rolling Stones, Good Guys」とプリントされている。そのスウェットはレコード・ジャケットを撮影した写真家マイケル・クーパーの幼い息子が着用していたものを急拵えで用意したものだ、というようなトリビアをロック好きの先輩からよく聞かされたもんだ。 マイケル・クーパー。別名、放蕩息子。天性の人たらし。ヤク中。 狂気と喧騒の60年代が終わったとき、時代と寝た男はまるでそれまで空高く飛んでいた鳥が失速するように、自らその生涯に幕を下ろした。 息子アダムに向けて書かれた遺書にはこう綴られていたという。 "心のバランスが崩れて自殺した、という裁判所の言葉を信じてはいけない。私はただ乱れた世界に生きているだけで、古い詩にあるように、「私は違う太鼓の音を聞く」...。私は、上の世代の人びとが『ハーフ・アンド・ハーフ』と呼ぶ世代の出身だ。少しは変化を起こした世代だが、自分たちではどうすることもできないような多くの変化を経験しなければならなかった。私もその一人である" ビートルズの『サージェント・ペパーズ』、ストーンズの『サタニック・マジェスティーズ』のジャケットを撮影した伝説の写真家。ビートルズ、ストーンズ、マリアンヌ・フェイスフル、エリック・クラプトン、セシル・ビートン、アンディ・ウォーホル、ピーター・ブレイク、デヴィッド・ホックニー、バロウズやジャン・ジュネ、テリー・サザン、アレン・ギンズバーグらとの交流の中で彼らの絶頂期の姿を克明にフィルムに焼き付けた男。 1990年、ストーンズのメンバー、ビル・ワイマンの呼びかけでクーパーが生前撮りためたアーティストや作家たちのスナップショットの数々を、当時の錚々たる面々93名の寄稿テキストを添え、限定5,000部、寄稿者のうち10名による直筆サイン入り、本革張りの造本、スリップケース中央についた小窓に忍ばせてあるプリント付きなど、まるで1960年代のポップカルチャーを丸ごと収めてしまったような、唯一無二の超豪華写真集。海外の古書市場では軽く700ドルから1000ドルくらいで取引されるこちら、特価で放出します。函付き、本体美品。 (1990年・GENESIS/HEDLEY)

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