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極めて零細の、独立した小資本のなかで自由闊達な商業活動を行う、という定義から大きくはみ出て、大資本の傘の下でインディを名乗る輩もたくさん現れた現代において、ほんとうにインディペンデントである、ということはどういうことなんだろう。
『つくづく』という不思議な名前の雑誌は、その思想や揺らぎのある活動において、自らインディであることを引き受け、様々な実験や迷走を繰り返しながら、読者とコミュニケートする雑誌を作り続けてきた。
今号はインディーズ雑誌『つくづく』のバックナンバーを解説するガイド本としての位置づけながら、雑誌作りの裏側やテーマの背景にある考察を明らかにするだけでなく、傍らにあった本を『積読の100冊』として紹介。換骨奪胎を図りながらどんどん明後日の方向を走り続ける『つくづく』編集・発行人・金井悟氏の頭のなかを覗き見するような、そんな充実の読み物。
(2022年・Tidler)