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モンパルナスのロトンド、カフェ・ドーム、サン=ジェルマン・デ・プレのドゥ・マゴ、カフェ・ド・フロール。単に喫茶や食事をする場所のカフェから画家や作家や文化人が集い、文化という潮流を生み出す装置としてのカフェ考。シュルレアリズムの作家たち、ピカソや藤田嗣治、そしてサルトルやボーヴォーワール、ボリス・ヴィアンまで。ありとあらゆる芸術運動の発祥の地としてのパリを切り取り、カフェという場がどのようにしてその空気のなかに存在したか。カフェ文化研究家、パブリック・ライフ研究家の飯田美樹さんが綴る新しいカフェ文化研究の決定版。2008年にいなほ書房から限定版で出版されたのちに長らく絶版になっていたものの、この度増補改訂版が登場。
(2020年・クルミド出版)