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宅配便にせよ、スーパーで買い物をするにせよ、こうした時に際してようやくいかにわれわれは人からなにかを享受されて生きているということがよくわかる。だからみずからが生き延びていくうえで、じぶんの身辺のものは極力つくってしまおうという考えもわるくない。ニューヨーク・ハドソンヴァレーに住む木工作家、ジョシュア・ヴォーゲルが語る森と木と、そこから生み出されるスプーンの話は単なる技巧書の枠をこえて、まるで哲学書のようにわれわれに語りかける。
翻訳・解説は文筆家・佐伯誠。
古書ですが、状態は良好です。
(2016年・クロニクルブックス)