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丸石神

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山梨県をはじめ九州、四国、南紀には、大小あわせて数千にあまる自然石の丸石が道祖神や屋敷神としてさりげなく祀られています。なぜ丸石を神として祀るのか、日本人の神観念や美の感覚とそれはどう関わっているのか、今もなお生活の場に生きつづける丸石神は、人々の日々の営みとどのようのかかわりを持ち、どのような過去をたどってきたのか。1970年代、文化人類学者の中沢新一、遠山孝之、石子順造ら写真家や民俗学者、美術家や批評家が集まり、丸石神をめぐるさまざまな謎を研究する民俗学者や美術家たちの集団「丸石神調査グループ」を結成。本書はそのユニークな知的冒険の記録であり、中沢新一が「私の原点」と語る貴重な書籍の増補新版が刊行されました。 1980年に木耳社から刊行された伝説の書『丸石神 庶民のなかに生きる神のかたち』を再編集し、中沢新一の書き下ろし論考を大幅増補した新装決定版。 当時の雰囲気をそのまま再現した色彩の美しいカラー写真と、ダブルトーン印刷で表現したモノクローム写真をグラビアページに129点収録。 丸石に宿る時間の流れ、通りすぎていった生や死、象徴物としての霊性や神秘性を解き明かす一冊。 (2026年・カノア)

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