new
ルーは「俺たちはひとつの身体、でっかいひとつの腱だ。俺たちは自らに平和をもたらさなければいけない」と言っていました。わたしはそちらに詳しいわけではないですが、おそらくルーの音楽にも、太極拳のように、気がたくさん詰まっていたと思います。そう、自らのハートを開く、自らのハートを感動させる感覚です。自らのハートを感動させる、それですね。
(レン・グゥアンイー)
伝説的バンド「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」でデビューし、半世紀にわたり偉大なキャリアを築いたロック界の巨星、ルー・リードは陳式太極拳の達人レン・グゥアンイー師のもとで修行を重ねた、ストイックな武道家でもあった。
本書は、ルー・リードが太極拳に捧げた思想・実践・精神を、未発表原稿やエッセイ、日記、写真などを通じて全方位的に記録。さらに、ヴィム・ヴェンダース、イギー・ポップ、ジュリアン・シュナーベル、アノーニ、ジョナサン・リッチマン、ミンギュル・リンポチェら、ミュージシャンやアーティスト、武道家との対話も収録され、音楽家ルー・リードの人生観や哲学に迫れる決定的一冊。
(2025年・国書刊行会)