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ケアするものとされるもの。生きて世界に残るものとやがてこの世界を去るものの魂がひととき交差しあい、触れ合い、あたたかなものがそこに遺される。失われるものと、それと引き換えのようにして残される、かけがえのない十一の連作短編。アメリカの小説家レベッカ・ブラウンの名作が2025年、新装版として三軒茶屋の書店〈twililight〉より復刊。著者書き下ろし「『体の贈り物』三十年後」を収録。
(2025年・twililight)