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「どんな一日にも必ず、自分にしか解らないハイライトがある。そう心に据えてみると毎日の散歩、スーパーへの買い出しや喫茶店での一服中、満員電車の中にも妙にひっかかる出来事や脈絡のないドラマが溢れているんだと気付いた。
1日の終わり、帳面を開いて鉛筆を走らせ、自分でも気付かなかった些細な心情を掬い取り書き留めた瞬間、今日の終わりを記す句点が打てる」
(見汐麻衣)
ミュージシャン・見汐麻衣がnoteに書き留めているライフログ『寿司日乗』の中から再編した2020年~2022年、3年間の日記集。コロナ禍を不安と焦燥を抱えつつ、それでも暮らしにある小さな喜びや共感を綴ったささやかな記録。
(2025年・レモンハウス)