「MISS READ: The Berlin Art Book Fair & Festival」の創始者であり現ディレクターでもあるミハリス・ビヒラーによる、アーティスト、作家、編集者、出版社、デザイナー、ZINE作家、アクティビストたちによる多彩なマニフェストを集めた『Publishing Manifestos』。その序文である『出版のマニフェストの出版』は、出版を芸術的かつ政治的な実践として捉え、インディペンデント出版の経済、公共の場としてのブックフェア、ポストデジタル出版など、近年注目を集めるアートブックシーンの背景を多角的に探る名エッセイ。韓国語版、中国語版に続き、満を持して刊行された日本語版では、オリジナルのコンテンツに加え、平山昌尚へのインタビュー、『NEUTRAL COLORS』の加藤直徳と加納大輔、そしてアーティストのミヤギフトシらによる座談会を収録。 (2024年・TABF)