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2024年初夏。くどうれいん『氷柱の声』の装画を担当した画家の狩野岳朗さんとくどうれいんが東京と盛岡を行き来し、散歩するように絵と短歌を制作。風景やふたりが交わした会話、そこに流れている空気を定点的に捉え、各々がそれぞれの場所から、事物から、有機的な創造物を生み出すドキュメントを見ているようなZINE。盛岡の「絵と活版印刷 フウケイ」による活版印刷と巻き三つ折り変形のユニークな表紙を開くと、絵とテキストを収録した蛇腹式の本文2冊が収められています。さらにくどうれいんによる制作日記付き。
(2024年・セルフパブリッシング)