new
韓国文学の翻訳者・斎藤真理子さんが語る、韓国語(朝鮮語)との出会い、言葉に宿る思想と、その背景にある隣国の近現代史、歴史のなかから見えてくるたくさんの名もなき声と戦争、分断、そして在日コリアンとしてこの国に生きる人々のこと。隣の国のことをまず言葉から知る。そしてそこから見えてくるのはくぐもっていた隣国の人びとの生き生きとした清冽な素顔だ。
(2024年・創元社)