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住まいに関する収納を取り上げた書籍や雑誌の刊行はなぜ跡を絶たないのか。なぜ収納の話題は尽きないのか。また、どうして私たちは物をどうにか収納しようとし続けるのか。
「住まいにおける収納がどのように語られてきたか」をテーマに、暮し系ブロガーやインスタグラマー、ミニマリストや「casa BRUTUS」「暮しの設計」誌のテキストなどを通じて、時代ごとに変わっていく収納の意味や、それらがあらわれた文脈を桑沢デザイン研究所でデザイン史を教える著者が読み解いていく。収納から見えてくる名もなき人びとのデザインの歴史。
(2024年・雷鳥社)