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狂騒のフロアからはなれて、部屋で「ひとり」ターンテーブルに乗せる音楽。分かち合い、コミュニケーションを伴うことで増幅するのではなく、ひとり淫することで生まれる音楽を聴くことの幸福。「何を」ではなく「どのように」聴くのかを問い、あらゆるインプレッション数から解き放たれた21世紀のリスニング体験を予見した伝説の一冊。京都の〈誠光社〉より新装復刊。Gazzette 4(小林深雪・小柳帝・鈴木惣一朗・茂木隆行)による選盤に加え、コラムは書き下ろしと共に一新。
(2024年・誠光社)