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世界との壁が無くなっても、自分とは何者であるかを認識するのは言葉だ。固有の、自分たちだけの、アイデンティティや歴史によって形成されてきた言語とは絶対的なコミュニケーション手段であり、最終的には分かり合うことはできないというディスコミュニケーションの入り口でもある。
NEUTRAL COLORS最新号「言語」特集では、言語の伝わらなさを認めた上で、一冊丸ごとを使ってどうやったら伝えることができるのかを雑誌全体で考察しています。父親とのストーリーにはじまり、点字の自作、
手話言語、タイポグラフィ、オノマトペ、インド言語座談会、動物言語、身体性と言語などなど「言語のふしぎ」を探究した、ゆるやかに世界とのつながりを取り戻す特集号。初回特典トートバッグ付き。
(2024年・NEUTRAL COLORS)