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スイスとドイツの国境沿いにある街、ヴァイル・アム・ラインにある「ヴィトラ・キャンパス」に作られた日本人建築家・田根剛による〈Tane Gaden House〉。
ヴィトラのロルフ・フェルバウムとともにスイスの「バレンベルグ野外博物館」を視察した田根は、そこで地元の素材を使い、地元の職人とともに、その地域のために建てられたスイスの郷土的建築を見学します。
場所の記憶を探り、掘り起こすことから始まる。すべての場所には、その土地に深く刻まれた記憶が歴史の中にある。場所の記憶から未来を志向する田根の建築フィロソフィーが体現されたその小さなガーデンハウスの制作プロセスを紐解く、小さな作品集。
(2024年・VITRA)