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おはなしにならない(私家版)

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たとえば夜布団に入ってから、世にもくだらないオチのない寓話のような話を夢想することがある。どんどん空想や物語が進み、寝入る寸前にはとんでもない傑作だと思うのだが、朝目が覚めて正気に戻り思い浮かべるそれはまったくお話にならないものだったりする。松永さんが「おはなしにならない」と命名したその小さなZINEは、自分が就寝前に思い浮かべるそれらの寓話に近い肌触りを持っているが、一読すればそのタイトルは謙遜であることがよくわかるはずだ。 森進一の物真似をする母、死んだ祖父の顔をした従兄弟の息子、叔父が語る狂い鰻の話、重ね着をし続ける村長。まるで内田百閒の『冥土』や夏目漱石『夢十夜』の如き質感を持った、音楽ライター・松永良平のアザーサイド。 付録のCD-RをBGMにお楽しみください。 (2024年・セルフパブリッシング)

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