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いいなアメリカ そりゃもういい 腹空かしてジャングルに足を痛めるこったない 歌え一日中、神をたたえ、ワイン飲んで こいつぁどうだ、偉大なるアメリカン
(セイル・アウェイ)
偉大なるハリウッドの映画音楽一家に生まれた、ひとりのシニカルで心優しいソングライターの歌。それはだだっ広く多種多様な人種が暮らすアメリカの、深部を照らすニュースレターのようでもあり、2024年の日本を生きるわたしたちへの暗喩のようでもある。
広島県在住の音楽家「ジョンとポール」による、ランディ・ニューマンの歌を訳し、歌い、解釈することで見えてきた、哀しくも素敵なアメリカ。
(2024年・誠光社)