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プロとアマチュアの垣根は取りはらわれ、本はいまや誰にでも、信念やアイデアがあれば簡単に作れるようになった。だが本当に本を作りたいと思う人が本を実際に作っている人たちの生の声、例えばどんなものに霊感を感じて本を作るのか、資金調達はどうしている、どのようにして製本方式を決めているのか、といったことはあまり表には出てこない。
NYのSmall Editionsが製作した、本を作りはじめる人に向けての指南書『How to Book 』シリーズのベルリン編に次ぐ3冊目にあたる日本編である本書は、NY版のシェア精神を引き継ぎ、日本各地で出版活動をする20のパブリッシャー、書店、アーティストの声で構成。本を作るアイデア探しのリサーチから、資金調達、制作方法や流通まで、ダイレクトな声を閉じ込めて真空パックした「本づくり」の道標となる一冊。
〈参加パブリッシャー・アーティスト〉
・矢萩多聞/Ambooks
・相島大地/DOOKS
・edition kozo
・秋山 伸/edition.nord
・黒田義隆 黒田杏子/ELVIS PRESS
・小田晶房/hand saw press Kyoto
・Olivier Mignon/Keijiban
・潟見 陽/loneliness books
・大山光平/Newfave
・内沼晋太郎/NUMABOOKS
・中島佑介/POST
・高橋和也/SUNNY BOY BOOKS
・岡田和奈佳/when press
・米山菜津子/YYY PRESS
・山本佳奈子/オフショア
・中岡祐介/三輪舎
・楢崎萌々恵・ウィリアム シャム/バーバリアンブックス
・濱田 晋
・平山昌尚
・ミヤギフトシ
(2023年・NEUTRAL COLORS)