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会社員時代に体調を崩し、休職を経て退職をし、それからさまざまな出会いや時間を経て、自分のまわりにいる人びとと今の社会に起きていることを見つめ、この世界にあるやさしさやあたたかさを考える活動をはじめたつちやりささん。彼女の心のなかにピンとはりつめた糸を一本一本解きほぐし、柔らかな布をつむぐように、色のない時間から淡い中間色へ、そして原色へ風景が変わっていくように編んだ、2021年から2022年の日記。
(2023年・セルフパブリッシング)