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1950年代から60年代にかけて、コルビュジェやスミッソン夫妻、ブロイヤーらの建築家から世界中に同時多発的に広がっていった、いわゆる材料、機能、構造などをそのまま表した即物的な建築「ブルータリズム建築」の潮流。コルビュジェらの影響を受けて生まれた日本のブルータリズム建築の名作(丹下健三「広島平和記念資料館」、前川國男『神奈川県立図書館・音楽堂」、吉阪隆正「アテネフランセ」など)ではなく、本書は日本全国に点在する知られざるブルータリズム建築の名作を探求し、紹介した貴重な一冊。
(2023年・Two Virgins)