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フランス・オワーズ県のコミューン、コンピエーニュに建つ、ささやかな庭に囲われた一戸建てで叔母のシモーヌに育てられたフランス人フォトグラファー、ドミニク・ナバコフ。1999年に叔母が亡き後、自身の淡く儚い少女時代にメモワールとして、叔母たちと暮した場所の記録と、自身の人生に関わりのあった人々の記憶を残すべく、残された家を撮影し始めます。
ニューヨーク、パリ、ベルリンを舞台に、住人たちのクリエイティブや文化的体系を映し出すものとしてのインテリアの世界を密に描いた「LIVING ROOMS」シリーズで一躍有名となったフォトグラファーによる、最もパーソナルでインティメイトな室内の世界を捉えた、シリーズ最新作。
(2023年・Apartamento)