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ドイツのオッフェンバッハ市にある〈クリングスポール美術館〉で2013年に開催された日本のグラフィックデザイナーのパイオニアと言える河野鷹思と義理の息子にあたるドイツのグラフィック・デザイナー、マックス・フーバーの二人展。
ロシア構成主義やカンディンスキーに影響を受けた河野と、バウハウスに傾倒していたマックス。1940年代から50年代に制作されたマックス・フーバーの先鋭的なボスター群、河野が戦時中に参加した対外文化宣伝誌『NIPPON』など、二人のデザイン哲学とその膨大な仕事を俯瞰できる造本も美しい展示図録。
(2013年・Klingspor Museum)