new
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/1

シベリヤ鎮魂歌 香月泰男の世界

残り3点

1,870円

送料についてはこちら

"個人にとっても国家にとっても、記憶は人格の一部です。戦争体験の記憶を失ったとき、日本という国家の性格も変わってしまうのではないでしょうか。香月さんの絵は、我々が忘れてはならない記憶とはなんであるかを、なお雄弁に語っていると思います。" 若きルポライター時代にその絵の魅力に魅せられた「知の巨人」ジャーナリスト立花隆が、35年という歳月をかけて追い続けた洋画家・香月泰男の肖像。厳しいシベリア抑留経験から生まれた黒色と黄土色を中心とした「シベリアシリーズ」はどのようにして生まれたのか。戦争と抑留経験が絵画というオブジェクトへアウトプットされるまでの意識下の流れを語った名著「私のシベリヤ」、55歳になった立花が収容所跡を訪ね歩き、香月の気配や足跡を追う「シベリヤ抑留の足跡を追って」などの四部構成、豊富なカラー図版も収録した香月泰男研究の決定版、ルポルタージュの名著が復刊。 (2023年・文藝春秋)

セール中のアイテム