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ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム。あるじを失った家はただの家。
だがあるじが強烈な個性の持ち主だったなら。家はただの家だろうか。
空っぽになったセルジュ・ゲンズブールの自邸を撮影したこの写真集に写っているのは、紛れもない凄まじい才能の残香。お気に入りの家具や調度品、楽器やレコード。それらの写真に添えられた手書きの歌詞。本人を写すことなく、ゲンズブールその人を浮かび上がらせたコンセプチュアルな一冊。
非常に綺麗なコンディションです。
(2011年・Lannoo Books)