new
{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/5

BEDTIME FOR DEMOCRACY

1,500円

送料についてはこちら

"アメリカのパンクロックバンド、デッドケネディーズは、アルバム「ベッドタイム・フォー・デモクラシー」のなかで「電気フェンスが必要な“祖国”と呼ばれる収容所」の中で「バビロンの蜃気楼やベルトコンベアのような肉弾戦を生きている」と叫び、民主主義と資本主義の分かち難い共犯性を歌いました。 本展に付けられたアルバムタイトルは、ロナルド・レーガンが主演した1951年のコメディ映画「Bedtime for Bonzo」に由来しており、レーガノミクスをはじめとして、新自由主義、戦争、メディアの氾濫、娯楽産業(余暇と消費)、マッチョイズム、それらへの見せかけの反抗への糾弾が叫ばれます。そして難民やクィアへの擁護といった、周縁への配慮も示唆します。" (本展HPより) 2022年、倉敷と東京で開催され注目を集めた川上幸之介研究室による「ベッドタイム・フォー・デモクラシー」展のカタログ。アイルランドの映画監督レティシア・アグド、アメリカの映画監督リジー・ボーデン、カナダのジャーナリスト・活動家のナオミ・クライン、アメリカのイラストレーター、ウィンストン・スミス、日本の映像作家・松本俊夫ら10組のアーティスト、活動家、哲学者が参加した展示では、民主主義における意思決定プロセスが国家主導となり、民主主義の意味が曖昧で不明瞭なものとなりつつある現状において、その声をかき消され、疎外された周縁の声を引照し、民主主義の政治的神話の綻びを暗示した作品群を取り上げています。また新自由主義の諸原理が文字通り民衆主権主義から剥奪した主権を、いかにして奪還できるのかを模索し、抵抗の政治へと変転しえるかを作品を通じて見出そうとしています。本邦初翻訳となるウェンディー・ブラウンのエッセイ「自由民主主義の終焉と新自由主義」(大崎多恵訳、岡野八代監訳)も収録。 (2022年・川上幸之介研究室)

セール中のアイテム