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お金もない、家もない、無職の、当時シングルマザーだった私は、2010年に傘屋「Coci la elle(コシラエル)」として、一点物の日傘を作りはじめました。
(「はじめに」より)
私は自分の人生を愛したい。3歳の娘を抱え、コネなし、金なしのアパレル出身の母になったばかりの女性が絵を描きたい、ものを作りたいという自分のイメージに突き動かされるように一点物の日傘作りを始める。ひがしちかによる自伝的エッセイと、コシラエルというブランドとはなんだったのかを、友人たちや彼女を支えてきたさまざまな書き手たちによる寄稿を交え浮き彫りにする。
(2022年・HeHe)