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夜が深まり周囲が静かになった頃、日中には忘れていた漠然とした不安が立ち上がってきます。無意識に考え事がはじまってしまいますが、やがて外が明るくなってきて、鳥の声がして、周囲の生活音が聞こえ、朝日が差してくると、不安はまたどこかに隠れていくような気がします。静かに自分と向き合いながら朝を待つ人々の風景から、いつかの夜明けの風景やその時考えていたことなどを思い出していただけましたら幸いです。
― 小幡彩貴
ベッドに寝転びながら思いを巡らす、さまざまな思案を洗い流すようにブラインド越しに光が差し込む。まだ街が目覚める前の、名づけられていない時間に夜を越え、一日を始める人たちの風景。イラストレーター・グラフィックデザイナー小幡彩貴の新作は「夜明け」前を描いた200部限定のzine。
(2022年・commune press)