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1960年代前半、『カイエ・デュ・シネマ』発行人アンドレ・バザンらにも激賞され好評を博した Lo Duca による 『L'EROTISME AU CINEMA』(シネマのエロティシズム)シリーズ。映画の中に登場するエロティックなシーンや、ヌードシーンを執拗な情熱でカットアップし、一冊にまとめたシネフィルのためのオシャレエロなアートブック。そのスピンオフ版ともいえる本書は1968年という出版年も含め、もっともセクシーでヒップな内容に。ちなみに表紙はアントニオーニ『欲望』からのワンシーン。カバー上部にちいさなヤブレ、他コンディションは古書として平均的な状態です。
(1968年・J・J PAUVERT)