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パリが生んだ奇才、編集者兼発行人のロベール・モレルがPhilips社の依頼で監修にあたった、レコード付きの小さなフォトブック「Celebration」シリーズ。4冊目にあたる本作のタイトル『Putains』はフランス語で娼婦という意味。夜の娼婦街、その舞台で繰り広げられる男と女のドラマをため息の出るような美しいモノクローム写真とスタイリッシュなタイポグラフィでまとめたモレルのエディトリアル・センスが炸裂した一冊。巻末のスリーブに、グレコやブラッサンスを収めた4曲入りのドーナツ盤(レコード)を付属。音を聴き、目で楽しむ、大人のためのコンパクトブック。表紙に一部経年変色が見られます。
(1968年・Robert Morel editeur)