働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話
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働くことの人類学【活字版】 仕事と自由をめぐる8つの対話

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ある朝。いつもの喫茶店でコーヒーをテイクアウトしようと扉を開けると、店主がニヤニヤしてあのポッドキャストは聴いたか?と話しかけてきた。彼は豆の焙煎作業中、様々なポッドキャストを聴いているから面白い配信を見つけるのがとても上手だ。彼が薦めてきたポッドキャストは文化人類学者の松村圭一郎氏のもので、どうやら編集者の若林恵さんが聞き手らしい。早速、開店作業をしながら聴いてみる。パプアニューギニアの貝の貨幣を使う人々、アフリカの狩猟採集民の生き方、エチオピアの牧畜民の個人主義、タンザニアの商人たちの時間感覚。文化人類学者どうしが世界じゅうのさまざまな民族や人種の生き方や考え方、経済の仕組みを紹介することで、わたしたちが「働く」ということに抱いている常識の違和感をあぶり出す。それらを知ることで私たちが労働と考えるときに去来する様々なイメージはアップデートされ、仕事観はより緩やかになり、心持ちは楽になる。そんな素晴らしい配信だった。その配信内容が一冊の本になった。おまけに柴崎友香さんと松村さんの対談や、仕事と自由を考えるためのブックガイドまで付いているなんて。あの珈琲屋の店主ははたして買うだろうか。 (2021年・黒鳥社)