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子どものものさし

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市川崑の映画『私は二歳』で松田道雄のことをはじめて知った。その映画の原作が松田が書いた『私は赤ちゃん』だということをのちに知り、古本屋で買い求めたのがきっかけだったように記憶している。なんというか、その本は実に医学者らしくない本だった。子どもの生態や子のいる毎日に起こるであろう出来事を親ではなく、子どもの視点でユーモラスに描いた本だったからだ。こんな小児科医が近くにいたらいいのに、と息子が生まれてから彼の、そのやさしさに満ちた子どもへの眼差しを思う。そして、いつもかたわらに彼の著作を置いていたいと願う。 珠玉の作品を、一作家一冊で紹介する平凡社「STANDARD BOOKS」シリーズ。知と文芸を横断するシリーズ第4期は小児科医・松田道雄のアンソロジー。 (2021年・平凡社)