みなみの三十歳宣言
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みなみの三十歳宣言

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"女のひとが独りで生きてゆく、というのはたぶんかなり大変なことなのだなあ、とまず書いてみる。こんなふうにまるで他人事のように書いてみたけれど、実は他ならぬわたし自身、現在三十一歳、独身。 だが、船が難破して漂流を続けているわけはないし、運よく無人島に流れ着いたというのでもない。絶海の孤島に我独り、というのではけっしてない。良かれ悪しかれ社会的にさまざまなしがらみ引きずっていまに至っているのだし、だからどうであれ厳密な意味において、独りとは言いにくい" (わたし、現在三十一歳、独身) 西岡恭蔵が作った「プカプカ」という曲のモデルになり、片岡義男と70年代後半にFM 東京で「気まぐれ飛行船」というラジオ番組のパーソナリティをしていたジャズシンガー安田南唯一の著書である本書は、晶文社の単行本のなかでもレア度の高い一冊。イメージ通りはすっぱで一匹狼の、自立した独身女性の日常を描いていながらも、時にセンシティブで傷つきやすい脆さが垣間見える。フォア・ローゼスをショットで飲りながら、煙草をくゆらせて読みたい一冊。 (1977年・晶文社)