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トム・ウルフや「THE AMERICAN FILM DIRECTOR」という写真集が紹介されている特集〈男のスタイルブック〉ももちろん魅力的なのだけれど、この1981年3月1日号を求める人が多いのはなんといっても「ローリング・ストーン」誌のジョン・レノン追悼特集号の記事が誌面後半に収められているからだろう。
ジョンが死んだ。その事実がひとつの時代を駆け抜けてきたひとびとにとって、いまも心にぽっかりと穴が開いたまま、傷はいまだ癒えることがない。
(1981年・マガジンハウス)