other
Saoriさんに出会ったのはインスタグラムのなかで。
本屋の店名に"BOOKNERD"という名前を思いついたのだが、たまたまその言葉を使ったトートバッグを作っている女性がいて、使用しても問題ないか確認を取ったのがはじまりだ。快く使用を許可してくれた彼女のインスタグラムのポストは文学や映画、アメリカンカルチャー全般に造詣が深く、何よりも対象への愛に溢れているのがとても好ましいと思っていた。そんなSaoriさんがzineを作ったという。絶対にいいものに決まっている。中身を見ずに即取り扱いを決めた。昨日届いた"BOOKS IN MOVIES"というタイトルの小さなzineは文字通り「映画に出てくる本」をテーマにSaoriさんの本への、そして映画への偏愛に満ちた一冊だった。
"エルム街の悪夢2"に登場するケルアックの「路上」、"ブレードランナー2049"のナボコフ「青白い炎」、"ロイヤル・テネンバウム"のチェーホフetc…。すべてのシネフィル、そしてブックナードの本棚に。
(2019年・LOST GIRL BOOKS)