new
日本古来の"全てのモノには命がありなんらかの意味がある"という「アニミズム」信仰では作物の生命〔いなだま〕と人間の生命〔たま〕は1つのものであると考え、人間が死ぬとその魂はこの世とは別の世界に行き、ある一定の期間が過ぎると個人の区別が無くなり「祖霊」という大きな集団、いわゆる「ご先祖様」になると信じられていました。この祖霊が春になると「田の神」に、秋が終わると山へ帰って「山の神」に、そして正月には「歳神」になって子孫の繁栄を見守ってくれているとされ、正月とはその歳神様を迎え、祝福する行事でした。その年の作物が豊かに実るように、家族が無事に元気に暮らせるよう歳神様に祈念する。本来の正月とはそのような由来があるのです。
京都北区の町屋にひっそりと佇む小さな花屋「みたて」。自然そのままの花や草木が並ぶ店内はさながら野生の庭のようです。
日本の美意識や文化を取り入れたみたての正月飾りを通じて、日本の伝統的な風景や手仕事の美しさを伝えるアートブックが入荷致しました。
(2019年・株式会社ディスカバリー号)