エリック・サティ 卵のように軽やかに
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エリック・サティ 卵のように軽やかに

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エリック・サティという異端の音楽家は17世紀頃から300年近く続いていた西洋音楽の伝統「調性音楽」、いわゆる「ドレミファソラシド」の規律を壊したと言われている。ベートーヴェンなどの作曲家は「調性音楽」という限られた枠の中で作曲していたがサティはそれを無視し、グレゴリオ聖歌で使われていた音階「教会旋法」を、クラシック音楽に初めて持ち込み「無調」といわれる音楽の先駆けになった。その轍をドビュッシーやラヴェルが続き、シェーンベルクが「十二音技法」という無調音楽の作曲技法を確立し、現代音楽が花開いた。現代音楽の父と言われる所以はそこにあるのだけれど、サティの音楽はちっとも難解ではない。むしろ心地よい午後の昼寝の音楽にすらなり得るという凄さにいつも感嘆してしまう。 * "卵のように軽やかに"はサティの書いた文章やイラストを集めたアンソロジー。表紙もサティ自身が描いた自画像。 サティの音楽をBGMにぜひどうぞ。 (1992年・筑摩書房)